プロテクト・ランキングでエントリーの錦織がイーストボーン出場を取り消し

写真はフレンチ・オープンでの錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロスシー国際」(ATP250/イギリス・イーストボーン/6月24~29日/賞金総額81万2235ユーロ/グラスコート)にプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)でエントリーしていた世界ランク399位の錦織圭(ユニクロ)が右足首のケガを理由に出場を取り消したため、予選決勝で敗れたジャイルズ・ハッセー(イギリス)がラッキールーザーで繰り上がって男子シングルス1回戦で第6シードのマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)と対戦することになった。

 同大会に過去2度(2010年&11年)出場した34歳の錦織は、前回プレーした2011年のベスト4が最高成績。錦織がグラスコート大会に参戦したのは、2021年ウインブルドン(イギリス・ロンドン)が最後となっている。

 股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾ったあと7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えていた。

 今シーズンの錦織は3月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)と5月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で合計3試合を戦い、1勝2敗の戦績で今季3戦目に臨む予定だった。

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写真◎Getty Images

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