内山靖崇がアルボットを倒し、ATP500で初の8強入り [楽天ジャパンオープン]

国内唯一のATPツアー公式戦「楽天ジャパンオープン」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦9月30日~10月6日/賞金総額204万6340ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、内山靖崇(北日本物産)がラドゥ・アルボット(モルドバ)を6-7(2) 6-3 6-4で倒し、ベスト8進出を果たした。試合時間は2時間25分。

 ATPツアーで内山が8強入りしたのは今年1月のブリスベン(ATP250/ハードコート)以来で2度目だが、ATP500の大会では初となる。

 今大会に9年連続出場となる27歳の内山は、2017年の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年は予選決勝で、デニス・クドラ(アメリカ)に3-6 6-1 3-6で敗れていた。

楽天ジャパンオープン2019|トーナメント表

 この結果で内山は、アルボットとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。前回の対戦は2017年10月の深圳(ATPチャレンジャー/7.5万ドル/ハードコート)の1回戦で、アルボットが6-2 6-1で勝っていた。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て予選から参戦した内山は初めて2試合を勝ち抜き3度目の本戦入りを決めると、1回戦で第4シードのブノワ・ペール(フランス)を6-2 6-2で破って勝ち上がっていた。

 内山は準々決勝で、ジル・シモン(フランス)とライリー・オペルカ(アメリカ)の勝者と対戦する。

 ファブリス・マルタン(フランス)とのペアでダブルスにもワイルドカードで出場している内山は、ロハン・ボパンナ(インド)/デニス・シャポバロフ(カナダ)との初戦を控えている。

※写真は内山靖崇(北日本物産)
撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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