錦織は準々決勝でムナールに逆転負け、イタリアでのチャレンジャー2大会を終了 [ジェノバ・チャレンジャー]

写真はナショナルバンク・オープンでの錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー下部大会「AONオープン・チャレンジャー」(チャレンジャー125/イタリア・リグーリア州ジェノバ/9月2~8日/賞金総額14万8625ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)は第3シードのジャウメ・ムナール(スペイン)に6-2 5-7 3-6で逆転負けを喫した。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取した錦織は第2セットも4-0とリードしたが、そこから巻き返して試合を振り出しに戻したムナールが第3セットも0-2から挽回して2時間32分で勝利を決めた。

 先月のモントリオール(ATP1000/ハードコート)で8強入りして世界ランクを200位台前半まで上げてきた34歳の錦織は、今季2度目のチャレンジャー大会参戦。前週のコモ(チャレンジャー75/クレーコート)では2試合を勝ち上がったが、肩の問題により準々決勝を棄権していた。

 2024年シーズンの錦織はパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)を含む6大会で合計11試合(シングルス)を戦い、6勝5敗の戦績で今大会を迎えていた。

 両者は今回が初顔合わせ。今大会での錦織は1回戦で予選勝者のマシュー・デラベドバ(オーストラリア)を6-4 6-4で、2回戦では第7シードのフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)を6-2 6-3で破って2週連続となる8強入りを決めていた。

 股関節と足首のケガで長期離脱を余儀なくされていた錦織は復帰戦だった昨年6月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾ったあと7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)で8強入りしたが、今度は膝のケガに見舞われシーズンを終えていた。

 ムナールは準決勝で、ステファノ・トラバグリア(イタリア)と予選から勝ち上がってきたミリ・ポリチャク(クロアチア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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