第2シードのプリスコバほかシードダウンが続く [武漢オープン]

中国・武漢で開催されている「武漢オープン」(WTAプレミア5/9月22~28日/賞金総額282万8000ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)が第15シードのソフィア・ケネン(アメリカ)を6-3 7-5で下し、3年連続となる準々決勝進出を決めた。

 第2セットで3-5とリードされていたバーティだが、2つのセットポイントを凌ぎつつ4ゲームを連取して勝負が第3セットにもつれ込むことを防いだ。

「第2セットには、彼女にあまりに多くのセカンドサーブを見せてしまった時間帯があったわ」とバーティは振り返った。

「最終的には第2セットの終わりにかけて自分がよりアグレッシブに戦い、ストレートで試合を終わらせたことをすごくうれしく思う」

 バーティは準々決勝で、ペトラ・マルティッチ(クロアチア)と対戦する。マルティッチはこの日、予選勝者のベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-3 6-1で下した。

 第3シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)は同じく予選を勝ち上がった元グランドスラム大会優勝者のスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)を6-4 6-2で倒し、8強の一席を確保した。スビトリーナはクズネツォワよりウィナー数が少なかったものの、アンフォーストエラーの数を相手(33本)の半数以下にあたる15本に抑えての勝利だった。

 スビトリーナは次の準々決勝で、第8シードのワン・チャン(中国)を6-2 6-1で破って勝ち上がったアリソン・リスク(アメリカ)と対戦する。

 この日最初の試合では、ウインブルドン優勝者で第4シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が背中の故障を理由に第1セットの途中で棄権したため、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエレナ・リバキナ(カザフスタン)は最後まで戦わずして次のラウンドに進んだ。

 前年度覇者で第9シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)は第6シードのキキ・バーテンズ(オランダ)を6-1 7-6 (9)で倒し、ベスト8に進出した。第5シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と第10シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)によるグランドスラム優勝経験者同士の対戦は、クビトバが6-3 6-3で勝利を挙げた。

 一方、第2シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)はデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)に1-6 4-6のストレート負けを喫した。(C)AP(テニスマガジン)

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