ハンフマンがビッグサーバーのエムペシ ペリカールを倒してベスト8に進出「辛抱強く戦うことがカギだった」 [成都オープン]

写真はヤニック・ハンフマン(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「成都オープン」(ATP250/中国・四川省成都/9月18~24日/賞金総額126万9245ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、32歳のヤニック・ハンフマン(ドイツ)が第7シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)を6-4 3-6 6-3で倒してベスト8進出を決めた。

 ワンブレークずつでセットを分け合ったあとハンフマンは第3セットで3-0とリードし、残りのサービスゲームを問題なくキープして1時間49分で試合を締めくくった。

「辛抱強く戦わなくてはならず、それがこの試合のカギだった」とハンフマンは試合を振り返った。

「彼(エムペシ ペリカール)はアメージングなサーバーだから、ブレークするチャンスは多くない。でも僕には忍耐力があると思っていたし、チャンスがきたときにそれを生かすことができた。だから今日のパフォーマンスには凄く満足している」

 ハンフマンは次のラウンドで、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第4シードのペドロ・マルチネス(スペイン)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、マルチネスはこの試合が初戦だった。

 そのほかの試合では第3シードのニコラス・ジャリー(チリ)がルーカス・クライン(スロバキア)に7-6(2) 3-6 6-4で競り勝ち、予選勝者のアリベク・カチマゾフ(ロシア)は日本のダニエル太郎(エイブル)を7-6(1) 6-1で退け、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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