2つのマッチポイントを凌いだ西岡良仁がオジェ アリアシムに競り勝ち5年ぶりの初戦突破 [木下グループジャパンオープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 国内唯一のATPツアー公式戦「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス」(ATP500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦9月25日~10月1日/賞金総額198万9865ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、西岡良仁(ミキハウス)がフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に7-6(5) 3-6 7-6(5)で競り勝ちワイルドカード(主催者推薦枠)の期待に応えた。

 第3セット5-6から2つのブレークポイントを凌いでキープした西岡は、もつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして3時間12分の死闘に終止符を打った。

 同大会に3年連続7度目の出場となる28歳の西岡は、2019年に1勝をマーク。昨年はマクラクラン勉(イカイ)とのダブルスで1勝したが、シングルスは1回戦でマルコス・ギロン(アメリカ)に6-7(14) 6-4 1-6で敗れていた。

 この結果で西岡は、オジェ アリアシムとの対戦成績(チャレンジャー大会を含む)を4勝4敗のタイに追いついた。今シーズンはクレーコートシーズンに2度(マドリッド1回戦、フレンチ・オープン1回戦)で顔を合わせ、いずれもオジェ アリアシムが勝っていた。

 西岡は2回戦で、第6シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)とアレハンドロ・タビロ(チリ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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