綿貫陽介が予選2試合を勝ち抜き2年連続の本戦入り [ロレックス上海マスターズ]

写真は予選1回戦での綿貫陽介(SBC メディカルグループ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」(中国・上海/10月2~13日/賞金総額1029万8535ドル/ハードコート)の予選決勝で、綿貫陽介(SBC メディカルグループ)が第19シードのホン・ソンチャン(韓国)を6-2 7-5で倒して本戦入りを決めた。試合時間は1時間24分。

 同大会に2年連続出場となる26歳の綿貫は、前日に行われた1回戦で第11シードのオットー・ビルタネン(フィンランド)を6-7(4) 6-2 6-0で破って勝ち上がっていた。綿貫はダイレクトインした昨年の大会で白星デビューを飾り、2回戦でテイラー・フリッツ(アメリカ)に6-7(2) 7-6(6) 4-6で惜敗していた。

 本戦の組み合わせ決まり、綿貫は1回戦でパベル・コトフ(ロシア)と対戦することになった。

 5人が挑戦した予選の日本勢は綿貫以外に第24シードの島袋将(有沢製作所)が初戦を突破したが、第6シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)に対する予選決勝で6-4 1-3となった時点でケガを理由に棄権した。

 そのほかの日本勢は3人がシングルスの本戦に出場しており、初戦の相手は西岡良仁(ミキハウス)がワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した19歳のジョウ・イー(中国)、ダニエル太郎(エイブル)が予選勝者のイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)、ワイルドカードを受け取った錦織圭(ユニクロ)はマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)となっている。

 上海マスターズはATPツアーで年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの今季第8戦で、シングルス96ドロー&ダブルス32ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Ret.は途中棄権

予選結果|日本人選手

予選決勝

●24島袋将(日本/有沢製作所)[24] 6-4 1-3 Ret. ○21デニス・シャポバロフ(カナダ)[6]

○42綿貫陽介(日本/SBC メディカルグループ)6-2 7-5 ●44ホン・ソンチャン(韓国)[19]

予選1回戦

●4内山靖崇(日本/積水化学工業)[15] 7-6(5) 1-6 4-6 ○3ダニエル・エバンズ(イギリス)

●20望月慎太郎(日本/木下グループ)[21] 2-6 3-6 ○19シャオ・リナン(中国)[WC]

○24島袋将(日本/有沢製作所)[24] 6-7(6) 6-4 6-1 ●23デニス・イェフセイエフ(カザフスタン)

●26清水悠太(日本/三菱電機)5-7 6-7(2) ○25マッティア・ベルッチ(イタリア)[7]

○42綿貫陽介(日本/SBC メディカルグループ)6-7(4) 6-2 6-0 ●41オットー・ビルタネン(フィンランド)[11]

上位出場選手シード順位|男子シングルス

ヤニク・シナー(イタリア)[1]
レクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[2]
カルロス・アルカラス(スペイン)[3]
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[4]
ダニール・メドベージェフ(ロシア)[5]
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[6]
テイラー・フリッツ(アメリカ)[7]
キャスパー・ルード(ノルウェー)[8]

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写真◎Getty Images

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