17歳アンドレエワがパリ五輪で敗れたリネッテに雪辱してベスト8に進出「リベンジするチャンスだと思っていた」 [チャイナ・オープン]
WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月25日~10月6日/賞金総額895万75610ドル/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第17シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)が第31シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-1 6-3で退けベスト8進出を決めた。
立ち上がりから5ゲーム連取と好スタートを切って第1セットを先取したアンドレエワは第2セット第1ゲームでサービスダウンを喫するなど合計3度ブレークを許したが、直ぐに突き放すと最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間13分で快勝した。
「前回の試合(パリ五輪1回戦)で彼女(リネッテ)に負けていたから、メンタル的に厳しい試合になることはわかっていた。これはリベンジするチャンスだと思っていたの」とアンドレエワは試合後に明かした。
「(前年に予選から16強入りした)ポイントをディフェンドしなければならないから少しプレッシャーを感じていた。もちろん少し緊張していたけど、試合とは切り離して取り組もうと言い聞かせたの。目の前のゲームとポイントに集中するよう心掛けた。余計なことを考えずにプレーできたことに凄く満足している」
17歳のアンドレエワは次のラウンドで、第34シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を3-6 6-1 6-2で破って勝ち上がった第5シードのジェン・チンウェン(中国)と対戦する。
「ここでプレーしたすべての試合で観客が私を応援してくれていると感じていたけど、次は恐らく皆が彼女(ジェン)を応援するでしょうね」とアンドレエワは次戦を見据えた。
「でもそういう状況は以前に経験したことがある。大変だけど、どう対処すべきかわかっている」
そのほかの試合では第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第18シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-4 6-3で倒し、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)はクリスティーナ・ブクサ(スペイン)を6-2 6-0で下し、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。
写真◎Getty Images
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