ガウフがバドーサに逆転勝利で今季2度目の決勝進出「その瞬間だけに集中しようとしていた」 [チャイナ・オープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月25日~10月6日/賞金総額895万75610ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)が第15シードのパウラ・バドーサ(スペイン)に4-6 6-4 6-2で逆転勝利をおさめて大会初優勝に王手をかけた。

 2-4から4-4に追いついた直後にサービスダウンを喫して第1セットを落としたガウフは2-4から4ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セット2-1からブレークバックを許したあとふたたび突き放して2時間20分で勝利を決めた。

  昨年までガウフは1勝3敗とバドーサに分が悪かったが、5月のローマ4回戦に続く勝利で直接対決で3勝3敗のタイに追いついた。ガウフは初出場だった昨年の大会でも準決勝に進出したが、イガ・シフィオンテク(ポーランド)に2-6 3-6で敗れていた。

「ダブルフォールトが多かった(11本)ことを除けば、試合を通してずっと正しいプレーができていたと思う。ときどきミスをしてしまったけど…」とガウフは試合を振り返った。

「彼女(バドーサ)は非常に高いレベルでプレーしていた。私は何とか離されないようについていき、ポイントを取り続けようと心掛けていた。それが積み重なってゲームを取ることができた。その瞬間だけに集中しようとしていたわ」

 ガウフは今季2度目の決勝で、第5シードのジェン・チンウェン(中国)を6-3 6-4で破って勝ち上がったカロリーナ・ムチョバ(チェコ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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