バドーサが不振を脱却したジャン・シューアイを退けベスト4進出「彼女は非常に高いレベルでプレーしていた」 [チャイナ・オープン]

写真はパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月25日~10月6日/賞金総額895万75610ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第15シードのパウラ・バドーサ(スペイン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジャン・シューアイ(中国)を6-1 7-6(4)で振りきりベスト4進出を果たした。

 立ち上がりに4ゲーム連取と好スタートを切って第1セットを先取したバドーサは第2セット第1ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、第6ゲームでブレークバックに成功するともつれ込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間23分で勝利を決めた。

 35歳のジャンは今大会までマッチ24連敗中だったが、4試合連続のストレート勝利で8強入りを決めていた。

「彼女(ジャン)は非常に高いレベルでプレーしていた。今のランキング(595位)と彼女が経験してきた厳しい状況などまったく感じさせなかった。また彼女は観客の後押しを受けていたから、余計にやる気が湧いていたと思う」とバドーサは試合を振り返った。

「私は非常に明確な考えを持ってとてもアグレッシブにプレーし、力強いスタートを切った。すべてが思い通りに進んでいた。第2セットで彼女はレベルを上げてきたと思う。よりアグレッシブにプレーし、ネットに出るプレーが増えた。最後はどちらに転んでもおかしくなかったわ」

 バドーサは次のラウンドで、予選勝者のユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)を2-6 6-2 6-2で破って勝ち上がった第4シードのココ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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