ラッキールーザーのチャンスを生かした岡村恭香がシングルスでツアー本戦初勝利、予選決勝で敗れたバティストに雪辱 [東レPPO]
国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」(WTA500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月21~27日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で岡村恭香(橋本総業ホールディングス)が予選勝者のヘイリー・バティスト(アメリカ)を7-6(4) 6-3で倒し、同種目でのツアー本戦初勝利を挙げた。
タイブレークの末に第1セットを先取した岡村は第2セット3-2から2度目のブレークに成功し、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間43分で試合を締めくくった。
同大会に2年ぶり4度目の出場となる29歳の岡村は予選決勝でバティストに3-6 5-7で敗れたが、欠場者がいたためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。前回プレーした2022年は、予選決勝でフェルナンダ・コントレラス ゴメス(メキシコ)に2-6 6-2 2-6で敗れていた。
両者はこれが3度目の対決だったが、バティストは初黒星を喫した。ふたりは2020年1月にもオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の予選で顔を合わせており、バティストが6-1 6-4で勝っていた。
岡村は2回戦で、第9シードのケイティ・ブルター(イギリス)と予選を勝ち上がってきたプリシラ・ホン(オーストラリア)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
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