アントワープ優勝のバウティスタ アグートが今季初の対トップ10勝利で2回戦へ「コートで楽しんでいる」 [スイス室内]

写真はチャイナ・オープンでのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「スイス室内バーゼル」(ATP500/スイス・バーゼル/10月21~27日/賞金総額254万835ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に3-6 6-3 3-6で敗れた。

 ワンブレークずつでセットを分け合って迎えた第3セットでルードは2-3から2度目のサービスダウンを喫し、バウティスタ アグートが最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間3分で今季初の対トップ10勝利を挙げた。

 前週のアントワープで2022年7月以来となるツアー12勝目を挙げた36歳のバウティスタ アグートは、連勝を「6」に伸ばした。

「コートで楽しんでいる。ご存じの通り厳しい1年を過ごしてきたけど、調子がよくなってきたからね」とバウティスタ アグートは試合後にコメントした。

「予選でプレーするのはプレッシャーが大きかったけど、少し落ち着きを取り戻したらずっといいプレーができるようになった。今はより楽しんでプレーすることができている」

 バウティスタ アグートは次のラウンドで、前日に19歳のシャン・ジュンチャン(中国)を6-1 6-4で破って勝ち上がったワイルドカード(主催者推薦枠)のデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)とラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のダビド・ゴファン(ベルギー)が8強入りを決め、大会2連覇中のディフェンディング・チャンピオンで第8シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、ペドロ・マルチネス(スペイン)、ワイルドカードで出場した元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)は2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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