女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」（ファイナルズ／サウジアラビア・リヤド／11月2～9日／賞金総額1525万ドル／室内ハードコート）の大会6日目は、オレンジ・グループとホワイト・グループのラウンドロビン（総当たり戦）第3戦が行われた。

　同日の第2試合で第2シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）が欠場した第6シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）の代役として出場した第9シードのダリア・カサキナ（ロシア）に6-1 6-0で圧勝し、続く第3試合では第8シードのバーボラ・クレイチコバ（チェコ）が第3シードのココ・ガウフ（アメリカ）を7-5 6-4で倒してそれぞれ2勝目を挙げた。

　3人が2勝1敗で並んだオレンジ・グループはセット取得率で上回ったクレイチコバが首位となり、ガウフは2位で決勝トーナメントに進出することになった。

　準決勝ではクレイチコバが第7シードのジェン・チンウェン（中国）と、ガウフは第1シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）と対戦する。

　WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名（ダブルスは8組）のみで争われる。4人（ダブルスは4組）ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名（ダブルスは2組）ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

大会6日目◎11月7日｜試合結果

ラウンドロビン｜女子シングルス

オレンジ・グループ

○イガ・シフィオンテク（ポーランド）[2] 6-1 6-0 ●ダリア・カサキナ（ロシア）[9]

●ココ・ガウフ（アメリカ）[3] 5-7 4-6 ○バーボラ・クレイチコバ（チェコ）[8]

オレンジ・グループ｜最終順位

1位 クレイチコバ：2勝1敗（セット5-2、ゲーム38-32）
2位 ガウフ：2勝1敗（セット4-2、ゲーム33-25）
3位 シフィオンテク：2勝1敗（セット4-3、ゲーム36-26）
4位 ペグラ：0勝2敗（セット0-4、ゲーム11-24）
5位 カサキナ：0勝1敗（セット0-2、ゲーム1-12）

ラウンドロビン｜女子ダブルス

ホワイト・グループ

○ガブリエラ・ダブロウスキー／エリン・ロウトリフ（カナダ／ニュージーランド）[2] 4-6 6-3 [10-6] ●キャロライン・ドラハイド／デザレー・クラブチェク（アメリカ）[5]

●サラ・エラーニ／ジャスミン・パオリーニ（イタリア）[4] 6-3 6-7(3) [9-11] ○チャン・ハオチン／ベロニカ・クデルメトワ（台湾／ロシア）[7]

ホワイト・グループ｜最終順位

1位 ダブロウスキー／ロウトリフ：3勝0敗（セット6-2、ゲーム33-31）
2位 チャン／クデルメトワ：2勝1敗（セット4-4、ゲーム31-34）
3位 エラーニ／パオリーニ：1勝2敗（セット4-5、ゲーム32-27）
4位 ドラハイド／クラブチェク：0勝3敗（セット3-6、ゲーム25-29）

決勝トーナメント｜女子シングルス準決勝◎組み合わせ

1アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）[1] vs 2ココ・ガウフ（アメリカ）[3]

3ジェン・チンウェン（中国）[7] vs 4バーボラ・クレイチコバ（チェコ）[8]

決勝トーナメント｜女子ダブルス準決勝◎組み合わせ

1カテリーナ・シニアコバ／テイラー・タウンゼント（チェコ／アメリカ）[8] vs チャン・ハオチン／ベロニカ・クデルメトワ（台湾／ロシア）[7]

3ニコール・メリカ マルチネス／エレン・ペレス（アメリカ／オーストラリア）[6] vs 4ガブリエラ・ダブロウスキー／エリン・ロウトリフ（カナダ／ニュージーランド）[2]

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