改正されたフォーマットのファイナルズが1日遅れで開幕、日本とスロバキアがベスト8に進出 [ビリージーンキングカップ]

写真はルーマニア戦でチームの勝利を決める2勝目を挙げた青山修子(左)/穂積絵莉(近藤乳業/日本住宅ローン)(Getty Images)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ ファイナルズ」(スペイン・アンダルシア州マラガ/11月13~20日/室内ハードコート)が1日遅れで開幕し、日本とスロバキアがベスト8進出を決めた。

 日本がルーマニアを2勝1敗で下し、スロバキアはアメリカを2勝1敗で退けた。準々決勝では日本が第3シードのイタリアと、スロバキアは第4シードのオーストラリアと対戦する。

 前日に行われる予定だった開催国スペインとポーランドの1回戦は、悪天候の警報が出たため金曜日に延期となっていた。

 ビリージーンキングカップは男子のデビスカップと同様に国際テニス連盟(ITF)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは昨年まで12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決めていた。

 今回改正されたフォーマットでは8チームが1回戦を戦い、シード国4チームは初戦をBYEで免除されるため準々決勝からスタートする。試合は原則としてシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。

 スペイン・セビリアで開催された昨年の大会では、決勝でカナダがイタリアを2勝0敗で下して初の世界一に輝いた。

※国名の左に付いている数字はドロー番号

ファイナルズ2日目◎11月14日|試合結果

1回戦

7スロバキア 2-1 8アメリカ

S2 ●レナタ・ヤムリホバ 5-7 4-6 ○テイラー・タウンゼント
S1 ○レベッカ・スランコバ 6-2 7-5 ●ダニエル・コリンズ
D ○ヴィクトリア・フルンカコバ/テレサ・ミハリコバ 6-3 2-6 [10-8] ●アシュリン・クルーガー/テイラー・タウンゼント

13日本 2-1 14ルーマニア

S2 ●日比野菜緒 2-6 4-6 ○アナ・ボグダン
S1 ○柴原瑛菜 6-4 7-6(2) ●ジャクリーン・クリスティアン
D ○青山修子/穂積絵莉 6-1 7-5 ●モニカ・ニクレスク/エレナ ガブリエラ・ルース

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写真◎Getty Images

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