エース対決で内島萌夏が世界4位パオリーニに敗れてダブルス決着へ [ビリージーンキングカップ日本対イタリア]

写真は内島萌夏(安藤証券)(Getty Images)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ ファイナルズ」(スペイン・アンダルシア州マラガ/11月13~20日/室内ハードコート)の準々決勝「日本対イタリア」の第2試合で日本の内島萌夏(安藤証券:単56位)がイタリアのジャスミン・パオリーニ(単4位)に3-6 4-6で敗れ、第3シードのイタリアが1勝1敗のタイに持ち込んだ。試合時間は1時間15分。

 両者は今回が初顔合わせ。4度目の代表入りとなった23歳の内島がシングルスでプレーしたのはこれが10試合目だったが、戦績は6勝4敗となった。

 オープニングマッチは柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:単135位)がエリザベッタ・コッチャレット(単54位)を3-6 6-4 6-4で倒し、日本が先勝していた。

 イタリアと日本がビリージーンキングカップで対決するのは、今回が初となる。イタリアは同大会で4度(2006年、09~10年、13年)栄冠に輝いており、昨年の決勝ではカナダに0勝2敗で敗れはしたが準優勝を果たしていた。

 ビリージーンキングカップは男子のデビスカップと同様に国際テニス連盟(ITF)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは昨年まで12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決めていた。

 今回改正されたフォーマットでは8チームが1回戦を戦い、シード国4チームは初戦をBYEで免除されるため準々決勝からスタートする。試合は原則としてシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。

※文中の世界ランクは11月11日付、メンバーは変更可

ファイナルズ準々決勝◎11月16日|日本 1-1 イタリア

第1試合 ○柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:単135位)3-6 6-4 6-4 ●エリザベッタ・コッチャレット(単54位)

第2試合 ●内島萌夏(安藤証券:単56位)3-6 4-6 ○ジャスミン・パオリーニ(単4位)

第3試合 青山修子(近藤乳業:複47位)/穂積絵莉(日本住宅ローン:複45位)vs サラ・エラーニ(複8位)/ジャスミン・パオリーニ(複10位)

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写真◎Getty Images

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