8年ぶりに出場の大坂なおみが新シーズン初戦に勝利「戻ってくることができて本当にうれしい」 [ASBクラシック]

写真は2024年チャイナ・オープンでの大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 2025年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ASBクラシック」(WTA250/ニュージーランド・オークランド/12月30日~1月5日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第7シードの大坂なおみ(フリー)が予選勝者のリナ・グルシュコ(イスラエル)を6-4 6-4で下して新シーズンをスタートした。

 第3ゲームをブレークしたリードを守って第1セットを先取した大坂は第2セット2-1から一度だけサービスダウンを喫したが、3-4から最後の3ゲームを連取して1時間25分で試合を締めくくった。

 ちょうど1年前に第一子となる娘の出産を経てブリスベンで復帰した元世界ナンバーワンの大坂は、800位台だった世界ランクを57位まで上げて迎えた新シーズンを8年ぶりにプレーするここオークランドで迎える道を選んだ。

「戻ってくることができて本当にうれしい」と大坂は試合後のオンコートインタビューで語った。

「1回戦で少し苦労するのはいいことだと思う。1ポイントずつと自分に言い聞かせて落ち込まないように心掛けた。有難いことに最後は自分に有利な展開になった」

 大坂は次のラウンドで、予選勝者のレイレ・ロメロ ゴルマス(スペイン)を2-6 6-3 7-6(7)で破って勝ち上がったユリア・グラベール(オーストリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのクララ・タウソン(デンマーク)、第8シードのケイティ・ボリネッツ(アメリカ)、ベルナルダ・ペラ(アメリカ)、アン・リー(アメリカ)、レベッカ・マリノ(カナダ)、予選勝者の日比野菜緒(ブラス)が2回戦に駒を進めた。

 第4シードのルル・スン(ニュージーランド)はマリノに3-6 6-3 3-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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