肩のケガから復帰のジャバーが単複ともに初戦突破「戻ってくることができてハッピー」 [ブリスベン国際]

写真はオンス・ジャバー(チュニジア)(Getty Images)


 2025年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(WTA500/オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン/12月29日~1月5日/賞金総額119万ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦でオンス・ジャバー(チュニジア)がジェン・サイサイ(中国)を7-6(5) 6-4で退け、3回戦敗退に終わった昨年のウインブルドン以来の勝ち星を挙げた。

 5-5からサービスダウンを喫した直後に取り返して持ち込んだタイ―ブレークを制して第1セットを先取したジャバーは第2セットも0-2と先にリードを許したが、そこから4ゲームを連取して逆転すると残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間52分で試合を締めくくった。

 肩のケガで昨年8月から戦線離脱を強いられていたジャバーは日曜日にパウラ・バドーサ(スペイン)とのダブルスで復帰戦をプレーし、第4シードのグオ・ハンユー(中国)/アレクサンドラ・パノワ(ロシア)に6-4 5-7 [10-8]で競り勝っていた。

「ここ2ヵ月は本当に一生懸命練習を積んできたけど、何ヵ月も休んでいたから何を期待すればいいかわからなかった。だから勝つことができてうれしいし、戻ってくることができてハッピーよ」とジャバーは試合後にコメントした。

「もちろん私は自分にとても厳しいからもっといいプレーができればと思うけど、試合をこなしていくことで調子が出てくるよう願っている」

 ジャバーは次のラウンドで、第14シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合ではアナスタシア・ポタポワ(ロシア)、ペイトン・スターンズ(アメリカ)、ユアン・ユエ(中国)、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、予選勝者のポリーナ・クデルメトワ(ロシア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したキンバリー・ビレル(オーストラリア)、予選勝者のアンカ・トドーニ(ルーマニア)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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