錦織がシャポバロフに快勝でハチャノフに対する2回戦へ「次は大きなテスト」 [香港オープン]

写真は2024年ナショナルバンク・オープンでの錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 2025年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「中国銀行香港テニス・オープン」(ATP250/中国・香港/12月30日~1月5日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)がデニス・シャポバロフ(カナダ)を6-2 6-3で退け新シーズンをスタートした。

 立ち上がりに3ゲームを連取して好スタートを切った錦織は第1セット4-2から5ゲームを連取し、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして58分で快勝した。

「素晴らしいスタートを切ることができた。次の目標はトップ50に入ることだ。ゆっくり進まないといけないけど、健康でシーズンを通してプレーできれば達成できると思う」と錦織は試合後にコメントした。

 2日前に35歳の誕生日を迎えた錦織は次のラウンドで、第3シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 両者は過去6戦して錦織が4勝2敗でリードしているが、最後の対決は2021年フレンチ・オープン2回戦(錦織が4-6 6-2 2-6 6-4 6-4で勝利)に遡る。

「(次は)大きなテストだ。特にシーズン終盤の彼(ハチャノフ)はとてもいいプレーをしていたからね」と錦織は次戦を見据えた。

「サービスとフォアハンドが強力だし、凄く面白い試合になるだろう。自分がトップ20の選手たちとどれだけ戦えるのかを判断するためのいいチャレンジだし、楽しみにしているよ」

 そのほかの試合では第5シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)、第7シードのペドロ・マルチネス(スペイン)、19歳のシャン・ジュンチャン(中国)、ジャウメ・ムナール(スペイン)、アレクサンドル・ミュレー(フランス)、ワイルドカードで出場したジズー・ベルグス(ベルギー)、予選勝者のガブリエル・ディアロ(カナダ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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