エムペシ ペリカールとのビッグサーバー対決を制したオペルカが股関節と手首の手術を経て2022年4月以来となるツアー5勝目に王手 [ブリスベン国際]

写真はライリー・オペルカ(アメリカ)(Getty Images)


 2025年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(ATP250/オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン/12月30日~1月5日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝でライリー・オペルカ(アメリカ)が21歳のジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)を6-3 7-6(4)で振りきり、2022年4月のヒューストン(ATP250/クレーコート)以来となるツアー5勝目に王手をかけた。

 第2ゲームで掴んだ最初のチャンスをものにしたオペルカがエムペシ ペリカールから今大会初のブレークを奪って第1セットを先取し、すべてサービスキープで突入した第2セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間26分でツアーレベルのマッチ100勝目をもぎ取った。

 ビッグサーバー同士の対決は2人合わせて22本のサービスエースを叩き込んだが、12対10とオペルカが2本上回った。

 股関節と手首の手術を経て再浮上を目指している元世界ランク17位のオペルカはまだ293位に留まっており、今大会にはプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)で出場している。

 オペルカはキャリア7度目のツアー決勝で、タイトル防衛を目指していた第2シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が4-6 4-4となった時点でケガを理由に棄権ししため勝ち上がったイリ・ラフェチュカ(チェコ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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