世界1位サバレンカが予選から健闘のクデルメトワ妹に逆転勝利で2年ぶりの優勝「オーストラリアン・オープンに臨む準備はできている」 [ブリスベン国際]

写真は2年ぶりの優勝を飾ったアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 2025年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(WTA500/オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン/12月29日~1月5日/賞金総額119万ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が予選から勝ち上がってきたポリーナ・クデルメトワ(ロシア)に4-6 6-3 6-2で逆転勝利をおさめて2年ぶりの優勝(2023年はアデレード開催)を飾った。

 26歳のサバレンカがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年10月の武漢以来で通算18回目(準優勝14回)となる。サバレンカは昨年の大会でも決勝に進出したが、エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)に0-6 3-6で敗れていた。

 序盤にリードしながら追いつかれて第1セットを落としたサバレンカは相手のサービスゲームを2度破って第2セットを取り返すと第3セットも5-1とリードし、3度目のサービスダウンを喫した直後のレシーブゲームで迎えた最初のチャンピオンシップポイントをものにして1時間47分で試合を締めくくった。

「間違いなく自分の調子はかなりいいと感じている。メンタル的にもフィジカル的にも、オーストラリアン・オープンに臨む準備はできている。今週の成り行きには本当に満足している。このトロフィーを手にしてグランドスラムに乗り込むというのは本当に重要なことだから」とサバレンカは大会を振り返った。

 元世界ランク9位のベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を姉に持つ21歳のポリーナは昨年の後半に頭角を現し始めて世界ランク107位で今大会を迎えたが、今週の活躍でキャリアハイを大幅に更新する57位に浮上することが確実となった。

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写真◎Getty Images

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