19歳バサバレディがATPツアー参戦2大会目で予選から4強入りの快進撃「今後に向けて大きな自信になる」 [ASBクラシック]

写真はニシェッシュ・バサバレディ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ASBクラシック」(ATP250/ニュージーランド・オークランド/1月6~11日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、予選から勝ち上がってきたニシェッシュ・バサバレディ(アメリカ)が1年先輩で第8シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)との同胞対決を2-6 6-2 6-4で制してベスト4進出を果たした。

 2度ずつブレークし合ってセットを分け合ったあと第3セットでバサバレディが2-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間42分で勝利を決めた。

 ふたりは昨年11月に20歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」でプレーしてミケルセンが2-4 4-3(5) 4-3(4) 4-2で勝っていたが、国際プロ大会での戦績は2勝2敗となった。

 前週のブリスベンがATPツアー初参戦だった19歳のバサバレディは1回戦でラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のフランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)を6-2 6-2で退けツアーレベルの初勝利を挙げたあと、前日に行われた2回戦でタイトル防衛を目指していた第2シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)を6-4 5-7 6-4で倒す番狂わせを演じていた。

「第1セットはサービスの出来が僕よりも相手のほうが遥かによかったから、あっという間に落としてしまった。でも僕はいくつかの点を修正し、状況を変えることができたから満足している」とバサバレディは試合を振り返った。

「大きな意味がある。これは僕が初めて出場したATPツアーのひとつだし、上位に進出できたことは今後に向けて大きな自信になるよ」

 バサバレディは次のラウンドで、ラッキールーザーのファクンド・ディアス アコスタ(アルゼンチン)を6-3 6-1で破って勝ち上がった38歳のガエル・モンフィス(フランス)と対戦する。

 ふたりはバサバレディのツアー本戦デビューとなった前週のブリスベン1回戦で一度対決しており、モンフィスが6-4 4-6 6-1で勝っている。

 もうひとつの準決勝は、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)とジズー・ベルグス(ベルギー)の顔合わせとなった。第7シードのボルジェスが19歳のヤクブ・メンシク(チェコ)に6-7(4) 6-2 7-6(4)で競り勝ち、予選勝者のベルグスはロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)に1-6 6-2 6-3で逆転勝利をおさめた。

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写真◎Getty Images

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