快進撃を続ける18歳ジョイントが2020年全豪女王ケニンを退けベスト4に進出「凄く興奮している」 [ホバート国際]

写真はマヤ・ジョイント(オーストラリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ホバート国際」(WTA250/オーストラリア・タスマニア州ホバート/1月6~11日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、18歳のマヤ・ジョイント(オーストラリア)が同じくワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2020年オーストラリアン・オープン優勝者のソフィア・ケニン(アメリカ)を6-3 6-1で退けベスト4進出を果たした。

 1-1から2度連続で相手のサービスゲームを破った元ジュニア世界ランク20位のジョイントは2度目のサービング・フォー・ザ・セットをキープして第1セットを先取すると第2セット第1ゲームでブレークに成功し、2-1から最後の4ゲームを連取して1時間2分で快勝した。

「クレイジーだわ。今この瞬間は本当にいい気分よ。準決勝に進出できて凄く興奮している。次の試合が待ちきれない」とジョイントは試合後に語った。

「今日は本当にいいプレーができたし、いい試合ができたと思う。彼女(ケニン)はとてもフラットに打ち、明らかに私がどれだけ低いボールに対応できるか試していた」

 2024年シーズンにITFツアー2勝を挙げるなどしてWTAランキング600位台から最高110位まで躍進したジョイントは日曜日に開幕するオーストラリアン・オープンでも本戦ワイルドカードを受け取っているが、1回戦で第7シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対決する予定になっている。

 ジョイントは次のラウンドで、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-1 0-6 6-2で破って勝ち上がった第2シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、エリナ・アバネシアン(アルメニア)とマッカートニー・ケスラー(アメリカ)の顔合わせとなった。ケスラーが第1シードのダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を7-5 6-4で倒し、第6シードのアバネシアンは第3シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)が体調不良で棄権したため不戦勝で4強入りが決まった。

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写真◎Getty Images

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