モンフィスがATPツアー史上最年長の38歳4ヵ月でタイトルを獲得「僕は今でも情熱を持っている」 [ASBクラシック]

写真はATPツアー史上最年長記録で優勝を飾ったガエル・モンフィス(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ASBクラシック」(ATP250/ニュージーランド・オークランド/1月6~11日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、ガエル・モンフィス(フランス)が予選勝者のジズー・ベルグス(ベルギー)を6-3 6-4で下してチャンピオンに輝いた。

 モンフィスがツアーレベルでタイトルを獲得したのは、2023年10月のストックホルム以来で通算13回目(準優勝22回)となる。38歳4ヵ月で成し遂げたモンフィスは、2019年10月にバーゼルを38歳2ヵ月で制したロジャー・フェデラー(スイス)を抜くATPツアー(1990年創設)の最年長記録を樹立した。

 第2ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したモンフィスは第2セットも3-1とリードし、残りのサービスゲームで6度のピンチを悉く凌いだ末にキープして1時間37分で勝利を決めた。

「この勝利には大きな意味がある。年齢は数字に過ぎない。でも僕たちは努力を続けている。僕は質の高いテニスができると信じ続けており、今週はそれを証明することができて凄くうれしいよ」とモンフィスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「最初にタイトルを獲ったのは20年も前になる。僕は今でもテニスに対する情熱を持っている。今でも非常にうまくボールを打てると感じている。これからもっと勝てるよう願っている」

 先に行われる予定だったダブルス決勝はクリスチャン・ハリソン/ラジーブ・ラム(ともにアメリカ)が棄権したため不戦敗となり、第1シードのニコラ・メクティッチ(クロアチア)/マイケル・ビーナス(ニュージーランド)が同ペアでの初優勝を飾った。


男子ダブルス優勝のニコラ・メクティッチ(クロアチア/右)とマイケル・ビーナス(ニュージーランド)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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