この1年で飛躍したケスラーがツアー2勝目、メルテンスは2年連続準優勝 [ホバート国際]

写真は昨年8月以来のツアー2勝目を挙げたマッカートニー・ケスラー(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ホバート国際」(WTA250/オーストラリア・タスマニア州ホバート/1月6~11日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、マッカートニー・ケスラー(アメリカ)が第2シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-4 3-6 6-0で振りきりチャンピオンに輝いた。

 25歳のケスラーがWTAツアーで決勝に進出したのは昨年8月のクリーブランド(WTA250/ハードコート)以来で2度目だったが、早くも2勝目を挙げた。

 15本のウィナーを決めてワンブレーク差で第1セットを先取したケスラーは粘り強く戦うメルテンスに第2セットを取り返されたが、第3セットで主導権を取り戻すと1ゲームも落とさず2時間8分勝利を決めた。

 フロリダ大学を経てプロに転向したケスラーは世界ランク217位で迎えた昨年1月のオークランド(WTA250/ハードコート)で予選を突破して初のツアー本戦入りを果たしてこの1年で60位台(最高63位)まで上げていたが、今週の活躍でトップ50入りが確実となった。

 予選から勝ち上がった2017年の同大会でツアー初優勝を飾って翌年には単複2冠を達成した29歳のメルテンスは昨年の決勝でもエマ・ナバーロ(アメリカ)に1-6 6-4 5-7で惜敗しており、2年連続で準優勝に終わった。

 引き続き行われたダブルス決勝では、第2シードのジアン・シンユー(中国)/ウー・ファンシェン(台湾)がモニカ・ニクレスク(ルーマニア)/ファニ・シュトーラ(ハンガリー)を6-1 7-6(6)で退け2週連続優勝を飾った。


女子ダブルスで優勝を飾ったジアン・シンユー(中国/右)とウー・ファンシェン(台湾)(Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles