前年の準優勝者ジェン・チンウェンが今季初戦に勝利「厳しい試合だった」 [オーストラリアン・オープン]

写真はセンターコートのオープニングマッチを勝利で飾ったジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)が開幕し、センターコートのオープニングマッチとなる女子シングルス1回戦で第5シードのジェン・チンウェン(中国)が予選勝者のアンカ・トドーニ(ルーマニア)を7-6(3) 6-1で退け新シーズンのスタートを切った。

 試合は雷を伴う強い雨により、ロッド・レーバー・アリーナの屋根を閉じて行われた。ジェンは男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」を欠場したため、この試合が今季の初戦だった。

 5-4からブレークバックを許したジェンは第12ゲームで3つのセットポイントを凌いだ末に突入したタイブレークを制して第1セットを先取し、第2セットでは相手のサービスゲームを2度破って1時間56分で試合を締めくくった。

「今日は厳しい試合だった。彼女(トドーニ)は本当にいいプレーをしていると思う。私は最高のテニスができなかったけど、とにかくこの試合に勝つことができてうれしいわ」と前年の大会で準優勝を飾ったジェンは試合を振り返った。

「オーストラリアン・オープンには特別な感情があるから、昨日の時点で緊張し始めていたわ。最大の大会のひとつだと思うし、私はここが本当に好きなの。でも実は緊張するとプレーがよくなる。集中力が上がり、自滅的なミスが少なくなる」

 ジェンは次のラウンドで、ラウラ・シグムンド(ドイツ)とヘイリー・バティスト(アメリカ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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