ルードがラファ・ナダル・アカデミーの練習仲間ムナールとの初戦に辛勝「必要なときにいいプレーができた」 [オーストラリアン・オープン]

写真はキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がジャウメ・ムナール(スペイン)を6-3 1-6 7-5 2-6 6-1で振りきりシードダウンを回避した。

 試合は雷を伴う強い雨によりにより、ロッド・レーバー・アリーナの屋根を閉じて行われた。試合は常にルードが先行しながらも2セットずつを分け合ったが、第5セットでレベルを引き上げたルードがファーストサーブからのポイントを93%(14本中13ポイント)の高確率で取って3時間24分で勝利をもぎ取った。

「本当に厳しい試合だった。ジャウメのことはよく知っている。マヨルカ島のラファ・ナダル・アカデミーでよく一緒に練習しているからね。よく知っている選手が相手だとお互いに手の内がわかるし、僕たちはいい友人同士でもあるからやり難いものだよ」とルードは試合後に語った。

「レベルを引き上げ、必要なときにいいプレーができて満足している。ある意味で僕は負けることを拒んだ。必ずしもきれいな勝ち方ではなかったけど、何とかうまくいったと思う」

 同大会では2021年に16強入りしたのが最高成績のルードは次のラウンドで、19歳のヤクブ・メンシク(チェコ)と予選を勝ち上がってきたニコラス・バシラシビリ(ジョージア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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