イバニセビッチ氏を新コーチに迎えたルバキナがジュニア世界1位ジョーンズを圧倒「彼女には素晴らしい未来が待っていると思う」 [オーストラリアン・オープン]

写真は53分の快勝で初戦を突破したエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した16歳のエマーソン・ジョーンズ(オーストラリア)を6-1 6-1退け好スタートを切った。

 5-1からのサービング・フォー・ザ・セットで0-40とされたルバキナは4本連続のサービスエースで凌ぐとフォアハンドのウィナーを決めて第1セットを先取し、第2セット第2ゲームから最後の6ゲームを連取して53分で圧勝した。

 昨年の夏に長年師事していたステファノ・ブコフ氏との関係を解消したルバキナは、昨年3月にノバク・ジョコビッチ(セルビア)の陣営を離れた2001年ウインブルドン優勝者のゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)を新コーチに迎えて大会に臨んでいる。

「今日のパフォーマンスにはかなり満足している。サービスの出来もよかった。次の試合を楽しみにしている」とルバキナは試合後にコメントした。

 一般の部でグランドスラム本戦デビューだったジュニア世界ランク1位のジョーンズについて聞かれたルバキナは「彼女はとても若くて才能があり、素晴らしい未来が待っていると思う」と評価し、アドバイスを求められると「忍耐強くなり、一生懸命努力すること」と答えた。

 ルバキナは次のラウンドで、ワイルドカードを得て参戦したイバ・ヨビッチ(アメリカ)と対戦する。17歳でジョーンズに次ぐ2番目に若い出場であるヨビッチは、ヌリア・パリザス ディアス(スペイン)を6-2 6-1で破ってグランドスラム2大会連続となる2回戦進出を決めた。

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写真◎Getty Images

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