38歳モンフィスが自国の後輩エムペシ ペリカールに5セットで勝利「年齢は気にしない」 [オーストラリアン・オープン]

写真はフルセットの末に初戦を突破した38歳のガエル・モンフィス(フランス)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、38歳のガエル・モンフィス(フランス)は自国の後輩で第30シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)に7-6(7) 6-3 6-7(6) 6-7(5) 6-4で競り勝った。

 2セットダウンと追い込まれたエムペシ ペリカールは2つのタイブレークを制して試合を振り出しに戻したが、第5セット第1ゲームで2度目のサービスダウンを喫すると最後まで一度もブレークチャンスを作れないまま3時間46分で惜敗した。

 モンフィスは第3セットのタイブレークで6-4としながらサービスでダブルフォールトとバックハンドのミスでチャンスを逃した末に最終セットに持ち込まれたが、気持ちが折れそうなところからもう一度奮起して若手の挑戦を退けた。

「年齢は気にしない。ただの数字だ。考えないようにしているけど、明日の朝には38歳ではなく48歳のように感じるだろうね」とモンフィスは試合後の記者会見で語った。

「ジョバンニ、ジョン・イズナー(アメリカ)、ライリー・オペルカ(アメリカ)のような(強力なサービスを持つ)選手と対戦するときは常にプレッシャーにさらされるから、サービスに集中してブレークポイントに直面しないようにすることが大事だ。最初から最後まで賢くプレーしなければならない。今日はそれができたから、凄く満足している」

 前哨戦のオークランドでATPツアー史上最年長のチャンピオンとなったモンフィス次のラウンドで、フランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)を6-2 3-6 7-6(4) 4-6 6-4で破って勝ち上がったダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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