プリスコバがリタイアし、ハレプの初優勝が決定 [イタリア国際]

2020-09-21

プリスコバがリタイアし、ハレプの初優勝が決定 [イタリア国際]

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WTAツアー公式戦の「BNLイタリア国際」（WTAプレミア5／イタリア・ローマ／9月14～21日／賞金総額169万2169ユーロ／クレーコート）の女子シングルス決勝で、第2シードのカロリーナ・プリスコバ（チェコ）が第2セット途中でリタイアしたため第1シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）の初優勝が決まった。

　第1セットをハレプが6-0で先取したあと、第2セット2-1とした時点でプリスコバが棄権を申し入れた。試合時間は32分。

BNLイタリア国際2020｜PHOTOアルバム

　ハレプがツアー大会でタイトルを獲得したのは先月のプラハ（WTAインターナショナル／クレーコート）に続いて今季3度目となり、キャリア通算22勝目となる。

　今大会に10年連続出場となった28歳のハレプは2017年と18年の決勝でいずれもエリナ・スビトリーナ（ウクライナ）に敗れて準優勝に終わっていたが、3度目のチャンスで勝利を掴んだ。

　この結果でハレプは、プリスコバとのジュニア時代からの対戦成績を9勝4敗とした。クレーコートでは過去1勝1敗だったが、直近の2試合はプリスコバが勝っていた。

　今大会でのハレプは、初戦となった2回戦でワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したジャスミン・パオリーニ（イタリア）を6-3 6-4で、3回戦でデヤナ・イエストレムスカ（ウクライナ）を7-5 6-4で下し、準々決勝はユリア・プティンセバ（カザフスタン）の途中棄権で勝ち上がり、準決勝では第9シードのガルビネ・ムグルッサ（スペイン）を6-3 4-6 6-4で倒して決勝進出を決めていた。

　28歳のプリスコバは昨年の決勝でジョハナ・コンタ（イギリス）を破っており、大会連覇を目指していた。（テニスマガジン）

※写真はシモナ・ハレプ（ルーマニア／右側）とカロリーナ・プリスコバ（チェコ）
ROME, ITALY - SEPTEMBER 21: Karolina Pliskova of The Czech Republic reacts after having to retire due to injury from her women's final match against Simona Halep of Romania during day eight of the Internazionali BNL d'Italia at Foro Italico on September 21, 2020 in Rome, Italy. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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