パオリーニが初のロッド・レーバー・アリーナで2回戦に勝利、コリンズとキーズのアメリカ勢は次戦で激突 [オーストラリアン・オープン]

写真はジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第4シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)がレナタ・サラスア(メキシコ)を6-2 6-3で下してベスト32に進出した。試合時間は1時間16分。

 同大会に9年連続出場(2017~19年の予選敗退を含む)の出場となる29歳のパオリーニは、昨年の大会で自己最高のベスト16をマーク。第26シードで臨んだ前回は大会初勝利を挙げると四大大会の本戦で初めて連勝し、4回戦でアンナ・カリンスカヤ(ロシア)に4-6 2-6で敗れていた。

 昨シーズンに飛躍を遂げて世界ランク4位まで上り詰めたパオリーニはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)とウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で決勝に進出し、同年のグランドスラム大会で18勝4敗の好成績をおさめた。

 初めてプレーしたロッド・レーバー・アリーナで勝ち星を挙げたパオリーニは次のラウンドで、キャロライン・ドラハイド(アメリカ)を6-1 6-4で破って勝ち上がった第28シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。

 そのほかの試合では第10シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)、第15シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、第19シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のエバ・リーズ(ドイツ)が勝ち上がり、女子シングルス2回戦がすべて終了した。

 第22シードのケイティ・ブルター(イギリス)はクデルメトワに6-7(3) 6-2 2-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。3回戦ではコリンズがキーズと、アダッド マイアがクデルメトワと、クリスティアンはリーズと顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)

大会5日目◎1月16日|主な試合結果

女子シングルス2回戦

○73マディソン・キーズ(アメリカ)[19] 7-6(1) 2-6 7-5 ●76エレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)[Q]

○80ダニエル・コリンズ(アメリカ)[10] 7-6(4) 4-6 6-2 ●78デスタニー・アイアバ(オーストラリア)[Q]

○81ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[15] 6-2 6-3 ●84エリカ・アンドレエワ(ロシア)

○85ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)7-6(3) 2-6 6-2 ●88ケイティ・ブルター(イギリス)[22]

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○89エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[28] 6-1 6-4 ●92キャロライン・ドラハイド(アメリカ)

○96ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[4] 6-2 6-3 ●94レナタ・サラスア(メキシコ)

○113エバ・リーズ(ドイツ)[LL] 6-2 3-6 6-4 ●115バルバラ・グラチェワ(フランス)

○118ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)7-5 7-5 ●119ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)

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写真◎Getty Images

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