開幕2連敗のルブレフが今季のシングルス初勝利「いいプレーをして勝つのは気分がいい」 [ATPモンペリエ]

写真はオーストラリアン・オープンでのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オクシタニー・オープン」(ATP250/フランス・モンペリエ/1月27日~2月2日/賞金総額68万842ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)を6-4 6-3で退けベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ルブレフはこの試合が初戦だった。ルブレフは5-4の0-40から5ポイントを連取して第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間4分で今季のシングルス初勝利を決めた。

 今季開幕戦のひとつだった香港の初戦でファビアン・マロジャン(ハンガリー)に5-7 6-3 3-6で敗れたルブレフはオーストラリアン・オープン1回戦で18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)に6-7(1) 3-6 6-7(5)で金星を与えてしまい、開幕2連敗で今大会を迎えていた。

「もちろん試合に勝って正しいリズムを取り戻したい。今年は最初の2試合に負けて調子がよくなかったからここに来た。プレシーズンによく練習したのに負け、それからまた2週間練習しても負けてしまった。モンペリエに来なければあと3週間も練習だけになってしまうからね」とルブレフは試合後にコメントした。

「今日はコートでいい時間を過ごすことができた。いいプレーをして勝つのは気分がいい。2ヵ月ぶりくらいだから、楽しもうと思う」

 ルブレフは次のラウンドで、第7シードのアルトゥール・リンデルネック(フランス)と予選から勝ち上がってきたニコラス・バシラシビリ(ジョージア)の勝者と対戦する。

 バシラシビリは同日に1回戦を戦い、ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)が3-6 6-3 0-5とリードされた時点で体調不良を理由に棄権したため勝利が決まっていた。

 そのほかの試合では第2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、2022年&24年大会チャンピオンで第4シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、第8シードのブ・ユンチャオケテ(中国)が8強入りを決め、イェスパー・デ ヨング(オランダ)と予選勝者のアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)は2回戦に駒を進めた。

 第6シードのダビド・ゴファン(ベルギー)はコバチェビッチに2-6 6-3 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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