グリークスプアが得意のインドアハードコートで今季のシングルス初勝利「屋根があるのは好きなんだ」 [ATPモンペリエ]

写真は試合後に握手を交わすタロン・グリークスプア(オランダ/右)とボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オクシタニー・オープン」(ATP250/フランス・モンペリエ/1月27日~2月2日/賞金総額68万842ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのタロン・グリークスプア(オランダ)が同胞のボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を7-5 6-3で倒して今季の初勝利を挙げた。

 6-5から2度目のブレークに成功して第1セットを先取したグリークスプアは第2セット2-0から2-2に追いつかれたが、3-3から最後の3ゲームを連取して1時間36分で試合を締めくくった。

「僕たちは地元のアムステルダムに戻ったら毎日一緒に練習しており、恐らく誰よりのお互いのことを知っているから非常に難しい試合になる。最高の試合だったとは言えないけど、お互いをよく知っているとそうなってしまうんだ」とグリークスプアは試合を振り返った。

 2023年以降のインドアハードコートでトップ(33勝)のヤニク・シナー(イタリア)に次ぐ24勝目を挙げたグリークスプアは、「ここではいつもいいプレーをしてきたし、調子もよかった」と語った。

「来週のロッテルダムもそうだけど、屋根があるのは好きなんだ。ここは僕にとっては完璧だ。今シーズンの初勝利(シングルス)だし、素晴らしい日になったよ」

 グリークスプアは次のラウンドで、同胞で36歳のアドリアン・マナリノ(フランス)を6-3 6-2で破って勝ち上がった38歳のリシャール・​ガスケ(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのアルトゥール・リンデルネック(フランス)、マッティア・ベルッチ(イタリア)、クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)、予選勝者のコンスタン・レスティエンヌ(フランス)が2回戦に駒を進めた。

 本戦は月曜日から始まっており、前日のシングルスでは第8シードのブ・ユンチャオケテ(中国)、アルトゥール・カゾー(フランス)、ドミニク・コプファー(ドイツ)が勝利をおさめていた。

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写真◎Getty Images

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