エース西岡良仁がハリスを下して日本が先勝 [デビスカップ日本対イギリス]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」予選1回戦「日本対イギリス」(1月31日、2月1日/兵庫県三木市・ブルボンビーンズドーム/室内ハードコート)が始まり、オープニングマッチは日本の西岡良仁(ミキハウス:単67位)がイギリスのビリー・ハリス(単129位)を7-5 6-1で退け日本が先勝した。試合時間は1時間36分。

 ふたりは今回が初対戦。2015年に初めて日本代表入りした29歳の西岡は今回が11回目のデ杯出場で、シングルスの戦績は11勝4敗となった。

 両国は過去2戦(1931年、2016年)してイギリスが2勝しており、前回対決した2016年3月のワールドグループ1回戦(イギリス・バーミンガム/室内ハードコート)ではイギリスが3勝1敗で勝っている。

 長い歴史を持つデビスカップは2019年に国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力(ITFとコスモスのパートナーシップは既に終了)によって開発された新フォーマットに変更されたが、2025年から新たな形式で開催されることになっている。

 昨年まではホーム&アウェー方式の予選ラウンドを経てグループステージのラウンドロビン(4チームによる4グループの総当たり戦)を勝ち抜いた8ヵ国が決勝トーナメントに進出して世界一を争ったが、今年からはホーム&アウェー方式の予選1回戦(26ヵ国13対戦)と予選2回戦(14ヵ国7対戦)を勝ち抜いた7ヵ国が『ファイナル8』に進出し、開催国を加えた8チームがトーナメント方式で戦い優勝チームを決定する。

 ホーム&アウェー方式がシングルス4試合とダブルス1試合(初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合)の3ポイント先取、トーナメント方式はシングルス2試合とダブルス1試合の2ポイント先取で勝者を決め、原則的に勝敗がかかる試合はすべてベスト・オブ・3セットマッチで行われる。

※国名の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、文中の世界ランクは1月27日付

予選ラウンド1回戦|15日本 1-0 16イギリス[11]

第1日|1月31日(金)

第1試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単67位)7-5 6-1 ●ビリー・ハリス(単129位)

第2試合 錦織圭(ユニクロ:単70位)vs ジェイコブ・ファーンリー(単77位)

第2日|2月1日(土)

第3試合 綿貫陽介(SBC メディカルグループ:複1261位T)/柚木武(イカイ:複144位)vs ジョー・ソールズベリー(複43位)/ニール・スクプスキー(複16位)

第4試合 西岡良仁(ミキハウス:単67位)vs ジェイコブ・ファーンリー(単77位)

第5試合 錦織圭(ユニクロ:単70位)vs ビリー・ハリス(単129位)

※メンバーは変更可、ルールにより2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles