西岡良仁がエース対決で勝利、コロンビアを3勝1敗で下した日本の2025年ファイナルズ予選進出が決定 [デビスカップ日本対コロンビア]

写真はチームの勝利を決める3勝目を挙げた西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループⅠ「日本対コロンビア」(9月14、15日/東京都江東区・有明コロシアム/ハードコート)の第4試合で日本の西岡良仁(ミキハウス:単84位)でコロンビアのニコラス・メヒア(単237位)とのエース対決を7-5 6-4で制し、日本が来年のファイナルズ予選進出を決めた。試合時間は2時間27分。

 ふたりは今回が初対戦。2015年に初めて日本代表入りした28歳の西岡は今回が10度目のデ杯出場で、シングルスの戦績は10勝4敗となった。

 日本は初日のシングルスで2勝を挙げて王手をかけていたが、これに先立ち行われたダブルスで望月慎太郎(木下グループ:複1155位)/綿貫陽介(SBC メディカルグループ:複453位)がニコラス・バリエントス(複53位)/クリスティアン・ロドリゲス(複107位)に7-6(4) 2-6 3-6で敗れていた。

 両国は2月2月2日と3日に行われたワールドグループⅠプレーオフを戦い、日本がアウェー(エジプト・カイロ/クレーコート)でレバノンを3勝1敗で、コロンビアはホーム(コロンビア・ボゴタ/クレーコート)でルクセンブルクを3勝2敗で下してワールドグループⅠ進出を決めていた。

 日本とコロンビアは2013年と15年にワールドグループ・プレーオフと対戦しており、いずれも3勝2敗で日本が勝っていた。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争うワールドグループⅠはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が翌年のファイナルズ予選に進出し、敗れた12ヵ国はワールドグループⅠプレーオフに回る。

※文中の世界ランクは9月9日付

ワールドグループⅠ|日本 3-1 コロンビア

第1日|9月14日(土)

第1試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単54位)6-2 6-4 ●アドリア・ソリアーノ バレーラ(単460位)

第2試合 ○錦織圭(ユニクロ:単205位)6-4 6-4 ●ニコラス・メヒア(単237位)

第2日|9月15日(日)

第3試合 ●望月慎太郎(木下グループ:複1155位)/綿貫陽介(SBC メディカルグループ:複453位)7-6(4) 2-6 3-6 ○ニコラス・バリエントス(複53位)/クリスティアン・ロドリゲス(複107位)

第4試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単54位)7-5 6-4 ●ニコラス・メヒア(単237位)

第5試合 錦織圭(ユニクロ:単205位)打切 アドリア・ソリアーノ バレーラ(単460位)

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写真◎Getty Images

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