シフィオンテクがサカーリを退け大会4連覇に向けた挑戦をスタート [カタール・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「カタール・トタルエナジーズ・オープン」(WTA1000/カタール・ドーハ/2月9~15日/賞金総額365万4963ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-3 6-2で下して大会4連覇に向けた挑戦をスタートした。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、シフィオンテクはこの試合が初戦だった。第2ゲームでブレークしたあと2度連続でサービスダウンを喫したシフィオンテクは2-3から8ゲームを連取して主導権を握り、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間22分で試合を締めくくった。

 同大会での戦績を14勝1敗としたシフィオンテクは好成績の理由は何かと聞かれ、「何とも言い難いわ。私の記憶では隙のないプレーをしていた訳じゃないから完璧な大会ではなかったけど、どこかで必ず解決策を見つけてきた感じだったから」と答えた。

「毎年違うし、いつも別のストーリーがある。だからこそ比較したり、正確に機能するひとつのことを見つけるのは難しいと思う」

 シフィオンテクは次のラウンドで、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)とリンダ・ノスコバ(チェコ)の勝者と対戦する。プティンセバが予選勝者の内島萌夏(安藤証券)を6-2 6-7(5) 6-3で振りきり、ノスコバは第15シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 6-4で退けた。

 同日には2回戦がもう1試合行われ、レイラ・フェルナンデス(カナダ)が第8シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)を6-2 6-2で倒して16強入りを決めた。

 そのほかの試合では第9シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、第10シードのダリア・カサキナ(ロシア)、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、オンス・ジャバー(チュニジア)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)、レベッカ・スランコバ(スロバキア)、ペイトン・スターンズ(アメリカ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したソフィア・ケニン(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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