前年覇者バエスが逆転勝利で2年連続決勝進出「とても特別なこと」 [リオ・オープン]

写真はセバスチャン・バエス(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月17~23日/賞金総額257万4145ドル/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第5シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)が同胞でラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)に3-6 6-1 6-1で逆転勝利をおさめてタイトル防衛に王手をかけた。

 オープニングゲームをブレークしながら逆転されて第1セットを落としたバエスは1-1から5ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セットで相手のサービスゲームを3度破って1時間45分で1歳年上のウーゴ カラベリを退けた。

 1月のオークランドとオーストラリアン・オープンで初戦敗退を喫したバエスは前週のブエノスアイレスでも2回戦で敗れ、今季のツアーレベル1勝3敗の戦績で今大会を迎えていた。

「ここ数週間は少し厳しかっただけに、とても誇りに思う。今週はあまり調子がよくなかったから、体と心とテニスを回復することができてよかったよ。ここリオでまた決勝に進出することができて凄くうれしい。とても特別なことだ」とバエスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「子供の頃から知っている相手と対戦するのは常に難しい。彼(ウーゴ カラベリ)は非常によくやっていると思うし、彼とチームを称えたい」

 バエスはキャリア9度目のツアー決勝で、フランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)を7-5 6-7(3) 6-3で破って勝ち上がったアレクサンドル・ミュレー(フランス)と対戦する。

 ダブルスは決勝が行われ、ラファエル・マトス/マルセロ・メロ(ともにブラジル)がペドロ・マルチネス/ジャウメ・ムナール(ともにスペイン)を6-2 7-5で倒して地元優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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