土居美咲が第2シードのクデルメトワを下し、決勝は日比野菜緒との日本人対決に [花キューピットジャパンウイメンズオープン]

国内開催のWTAツアー公式戦「花キューピット ジャパンウイメンズオープンテニスチャンピオンシップス」(WTAインターナショナル/広島県広島市・広域公園テニスコート/本戦9月9~15日/賞金総額25万ドル/ハードコート)のシングルス準決勝で、土居美咲(ミキハウス)が第2シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)を6-4 6-3で倒し、決勝での日本人対決が実現した。試合時間は1時間22分。

 WTAツアーのシングルスで土居が決勝に進出したのは、準優勝だった2016年2月の高雄(WTAインターナショナル/ハードコート)以来で3度目となる。

 今大会に11年連続出場となる28歳の土居は、大阪で開催されていた2012年のベスト4がこれまでの最高成績だった。昨年は1回戦で、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)に6-0 3-6 6-7(1)で敗れていた。

花キューピットジャパンウイメンズオープン2019|トーナメント表

 両者は今回が初対戦。今大会に初出場だった22歳のクデルメトワは昨年3月に日本のツアー下部の2大会でプレーし、横浜(ITF2.5万ドル/ハードコート)でタイトルを獲得していた。

 今週の土居は、1回戦で予選勝者の波形純理(伊予銀行)を4-6 7-5 6-2で、2回戦で予選勝者のゾーイ・ハイブス(オーストラリア)を6-1 1-6 6-3で、準々決勝では第7シードのサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を7-5 6-1で破って4強入りを決めていた。

 土居は決勝で、日比野菜緒(ブラス)と対戦する。日比野は準決勝で、ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を4-6 6-0 6-3で下しての勝ち上がり。

 ツアー大会で日本人同士が決勝を争うのは、1997年4月に沢松奈生子が吉田友佳を破ったジャカルタ(ティアIV/ハードコート)以来となる。

※写真はマイアミの大会での土居美咲(ミキハウス)
MIAMI GARDENS, FLORIDA - MARCH 20: Misaki Doi of Japan in action against Mandy Minella of Luxembourg in qualifying during day three of the Miami Open tennis on March 20, 2019 in Miami Gardens, Florida. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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