2011年大会準優勝者の錦織がクレーコートシーズンを勝利でスタート [US男子クレーコート選手権]

写真はオーストラリアン・オープンでの錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「Fayez Sarofim & Co. US男子クレーコート選手権」(ATP250/アメリカ・テキサス州ヒューストン/3月31日~4月6日/賞金総額71万735ドル/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第8シードの錦織圭(ユニクロ)が予選勝者のミッチェル・クルーガー(アメリカ)を6-4 6-2で倒してクレーコートシーズンをスタートした。

 4-3からブレークバックを許した錦織は続く2ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間14分で勝利を決めた。

 同大会に14年ぶり4度目(2007年の予選敗退を含む)の出場となる35歳の錦織は、前回プレーした2011年の準優勝がこれまでの最高成績。そのときは大会初勝利から4試合を勝ち上がり、決勝でライアン・スウィーティング(アメリカ)に4-6 6-7(3)で敗れていた。

 この結果で錦織は、クルーガーとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2023年6月にパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、錦織が4-6 6-3 6-2で勝っていた。

 今シーズンの錦織はデビスカップを含む7大会でプレーし、1月の香港(ATP250/ハードコート)で準優勝を飾るなど10勝7敗の戦績で今大会を迎えている。

 元世界ランク4位の錦織は次のラウンドで、クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)と対戦する。ユーバンクスは1回戦で、リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)を6-2 4-6 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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