大坂なおみが2020年全仏ジュニア優勝者ジャクモを下してベスト4に進出 [WTA125サン マロ]

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでの大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー下部大会「サン マロ・オープン」(WTA125/フランス・サン マロ/4月28日~5月4日/賞金総額11万5000ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第2シードの大坂なおみ(フリー)が2020年全仏ジュニア優勝者のエルサ・ジャクモ(フランス)を6-3 6-4で退けベスト4に進出した。試合時間は1時間29分。

 同大会に初めて出場した27歳の大坂は、ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り約9年半ぶりにWTA125大会に参戦。大坂は現在開催中のマドリッド(WTA1000/クレーコート)でクレーコートシーズンをスタートしたが、1回戦でルチア・ブロンゼッティ(イタリア)に4-6 6-2 4-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。今大会での大坂は1回戦で2021年ジュニア世界ナンバーワンのペトラ・マルシンコ(クロアチア)を6-2 6-1で、2回戦ではディアン・パリー(フランス)を2-6 6-3 6-4で破って8強入りを決めていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ランク1位の大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 大坂は次のラウンドで、レオリア・ジャンジャン(フランス)と対戦する。ジャンジャンは準々決勝で、フィオナ・フェロ(フランス)を7-5 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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