リーが逆転勝利で単複2冠、木下晴結はITFツアーのシングルス初優勝ならず [W15富山]

写真は女子シングルスで優勝を飾ったキャロル ヤング スー・リー(アメリカ/左)と準優勝の木下晴結(ミキハウス)(@Square Plus)


 国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「大東建託オープン supported by Square Plus 富山大会」(ITFワールドテニスツアーW15/富山県中新川郡・常願寺川公園テニスコート/本戦5月13~18日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのキャロル ヤング スー・リー(アメリカ)が第2シードの木下晴結(ミキハウス)に3-6 6-1 6-3で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。試合時間は2時間2分。

 23歳のリーがITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、予選から勝ち上がった前週のロポタ(W50/ハードコート)に続いてキャリア3度目(準優勝1回)となる。

 ウィ・フィウォン(韓国)とのコンビでダブルスにも参戦していたリーは金曜日に行われた決勝で第3シードの木下/小林ほの香(橋本総業)を7-6(5) 6-2で倒しており、単複2冠を達成した。

 今大会でのリーは1回戦で予選勝者の吉田紗良(荏原SSC)を6-1 6-1で、2回戦で大橋麗美華(慶應義塾大学)を6-1 6-0で、準々決勝で第6シードの虫賀心央(名古屋LTC)を6-0 6-0で、準決勝では第3シードのジェナ・デファルコ(アメリカ)を6-1 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 4月にプロ転向を果たした18歳の木下はITFツアーで3月の馬鞍山(W15/室内ハードコート)以来となる3度目のシングルス決勝だったが、初勝利はならなかった。

大会最終日◎5月18日|試合結果

女子シングルス決勝

○1キャロル ヤング スー・リー(アメリカ)[1] 3-6 6-1 6-3 ●32木下晴結(日本/ミキハウス)[2]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

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