女子決勝は19歳アンドレスクがセレナから第1セットを先取 [USオープン]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第8シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と第15シードのビアンカ・アンドレスク(カナダ)が対戦し、第1セットはアンドレスクが6-3で先取した。

 両者の過去の対戦成績は、1勝0敗でアンドレスクがリード。4週間前にトロント(WTAプレミア5/ハードコート)の決勝で顔を合わせたが、セレナが背中の故障で途中棄権していた。

USオープン2019|トーナメント表

 全米に2年連続19回目の出場となる37歳のセレナは、過去6度(1999年、2002年、08年、12年~14年)の優勝経験がある。昨年は決勝で大坂なおみ(日清食品)と対戦したが、2-6 4-6で敗れて準優勝に終わっていた。

 グランドスラム決勝で3連敗中のセレナは、史上最多記録を持つマーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶ24回目のグランドスラム制覇に王手をかけている。

 19歳のアンドレスクはグランドスラムの本戦でプレーするのが4度目に過ぎず、今年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)とフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)での2回戦進出がこれまでの最高成績だった。全米は2017年と18年に参戦したが、いずれも予選1回戦で敗れていた。

 今シーズン躍進を遂げたアンドレスクは、3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、先月には地元カナダのトロントで2勝目を挙げて今大会を迎えている。

※写真は試合前のフォトセッションでのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ/左)とビアンカ・アンドレスク(カナダ/右)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 07: (L-R) Serena Williams of the United States stands alongside Bianca Andreescu of Canada before their Women's Singles final match on day thirteen of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 07, 2019 in the Queens borough of New York City. (Photo by Elsa/Getty Images)

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