2022年インカレ女王の山﨑郁美がITFツアーのシングルスでプロ転向後の初優勝 [W15香港]

写真は女子シングルスで優勝を飾った山﨑郁美(島津製作所)(写真提供◎山﨑郁美:島津製作所所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「香港ITF女子ワールドテニスツアー」(ITFワールドテニスツアーW15/中国・香港/6月30日~7月6日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第2シードの山﨑郁美(島津製作所)が第3シードのティアン・ファンラン(中国)を6-4 2-6 6-1で振りきり優勝を飾った。試合時間は2時間50分。

 亜細亜大学3年生だった2022年に全日本学生テニス選手権(インカレ)の女子シングルスでチャンピオンに輝いた23歳の山﨑がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは2022年10月の牧之原(W25/砂入り人工芝コート)以来でキャリア2度目(準優勝2回)だが、2023年12月のプロ転向後では初となる。

 今大会での山﨑は1回戦で予選勝者の上田らむ(ノア・インドアステージ)を6-3 6-1で、2回戦で予選勝者のナオミ・シュー(カナダ)を6-0 6-1で、準々決勝で相川真侑花(テニスユナイテッド)を7-6(1) 6-0で、準決勝では第4シードのジャン・イン(中国)を6-2 6-3で破って決勝進出を決めていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○32山﨑郁美(日本/島津製作所)[4] 6-4 2-6 6-1 ●9ティアン・ファンラン(中国)[3]

女子シングルス準決勝

○9ティアン・ファンラン(中国)[3] 3-6 6-3 7-6(0) ●1倉持美穂(日本/SBC メディカルグループ)[1]

○32山﨑郁美(日本/島津製作所)[4] 6-2 6-3 ●24ジャン・イン(中国)[4]

女子ダブルス決勝

○11シェク・チュク イン/ジャン・イン(香港/中国)6-1 6-1 ●5チョン・ボヨン/ティアン・ファンラン(韓国/中国)[3]

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写真提供◎山﨑郁美:島津製作所所属

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