カゾーが初のツアー決勝進出、ブブリクは2週連続優勝に王手 [ジェネラリ・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのアルトゥール・カゾー(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ジェネラリ・オープン」(ATP250/オーストリア・チロル州キッツビューエル/7月20~26日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、アルトゥール・カゾー(フランス)が自国の先輩で第6シードのアルトゥール・リンデルネック(フランス)を7-5 6-3で退けツアー初優勝に王手をかけた。

 6-5から初のブレークに成功して第1セットを先取したカゾーは第2セットも3-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間55分で勝利を決めた。

「テニスは厳しいスポーツだから本当にうれしい。シーズン序盤はケガしていていいプレーをすることができなかったけど、ATPツアーで初めて決勝に進出することができて凄く満足している」とカゾーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「第1セットは今までで一番長かった気がする。雨による中断もあって大変だったけど、コートでやるべきことに集中し続けた。明日もこの調子を続けていけるよう願っている」

 22歳のカゾーはキャリア初のツアー決勝で、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第1シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。

 前週のグスタードでクレーコートで初のツアー優勝を飾った28歳のブブリクは、連勝を「7」に伸ばした。カゾーとは前週のグスタードでも準決勝で顔を合わせ、ブブリクが6-1 7-5で勝っている。

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写真◎Getty Images

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