2週連続でシェフチェンコに勝ったブブリクが準決勝へ「このまま続けていけるよう願っている」 [ジェネラリ・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ジェネラリ・オープン」(ATP250/オーストリア・チロル州キッツビューエル/7月20~26日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が同胞のアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)を6-4 6-2で下してベスト4進出を決めた。

 26回あったファーストサーブからのポイントを一度しか落とさなかったブブリクは試合を通して直面した5度のブレークポイントをすべてセーブし、相手のサービスゲームを合計3度破って1時間15分で快勝した。

 試合は第2セット3-2の時点で雨により中断したが、ブブリクが再開後に3ゲームを連取して試合を締めくくった。

 前週のグスタードでクレーコートで初のツアー優勝を飾った28歳のブブリクは、連勝を「6」に伸ばした。ふたりは前週のグスタードでも2回戦で顔を合わせ、ブブリクが6-2 6-3で勝っていた。

 試合後のオンコートインタビューで2週続けて高地でプレーすることについて聞かれたブブリクは、「かなり過酷だけど、結局のところ僕たちはプロだから準備はできている」と答えた。

「好調を維持して勝ち続けることができてうれしい。このまま続けていけるよう願っている」

 ブブリクは次のラウンドで、チアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)を7-6(2) 6-2で破って勝ち上がったボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、それぞれ予選勝者を倒したアルトゥール・リンデルネック(フランス)とアルトゥール・カゾー(フランス)のフランス勢対決となった。第6シードのリンデルネックがヤニック・ハンフマン(ドイツ)を6-4 3-6 6-1で振りきり、カゾーはヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-3 6-4で退けた。

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写真◎Getty Images

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