ラドゥカヌが第2セット2-5から5ゲーム連取で初のベスト4進出「第3セットにもつれていたらどうすればいいかわからなかった」 [WTAワシントンDC]

写真はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(WTA500/アメリカ・ワシントンDC/7月21~27日/賞金総額128万2951ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-4 7-5で倒して初のベスト4進出を決めた。

 4-3からサービスダウンを喫した直後に3度目のブレークに成功して第1セットを先取したラドゥカヌは第2セットで2-5とリードを許したが、続く5ゲームを連取して2時間10分で勝利をもぎ取った。

 ふたりはこれが4度目の対決だったが、サカーリはすべてストレートで4連敗を喫した。

「コンディション的にはこれまででもっとも厳しい試合のひとつだった。第2セットでは何度か不安定になった場面があったけど、何とか2セットで終えることができてうれしい」とラドゥカヌは気温が35度に達した中で行われた試合を振り返った。

「もし第3セットにもつれていたらどうすればいいかわからなかった。だから頑張り抜いて試合を終わらせることができて本当によかったわ」

 ラドゥカヌは次のラウンドで、第4シードのクララ・タウソン(デンマーク)を6-3 7-5で破って勝ち上がったアンナ・カリンスカヤ(ロシア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)とレイラ・フェルナンデス(カナダ)の顔合わせとなった。第3シードのルバキナが第5シードのマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)を6-3 6-3で倒し、フェルナンデスは予選勝者のテイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-4 7-6(4)で退けた。

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写真◎Getty Images

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