大坂なおみが2つのマッチポイントを凌いだ末の逆転勝利で2回戦を突破、サムソノワにハードコートで3連勝 [WTAモントリオール]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000/カナダ・ケベック州モントリオール/7月27日~8月7日/賞金総額515万2599ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、世界ランク49位の大坂なおみ(フリー)が第13シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)に4-6 7-6(6) 6-3で逆転勝利をおさめた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、サムソノワはこの試合が初戦だった。オープニングゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落とした大坂は4-5の15-40からブレークバックに成功した末にもつれ込んだタイブレーク2-5から挽回して第2セットを取り返し、第3セット4-1から4-3に追い上げられたあと続く2ゲームを連取して2時間37分で辛勝した。

 同大会に2年連続7度目の出場となる27歳の大坂は、2019年のベスト8が最高成績。ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り2年ぶりに参戦した昨年は、2回戦でエリース・メルテンス(ベルギー)に3-6 4-6で敗れで敗れていた。

 この結果で大坂は、サムソノワとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。ハードコートではこれまでにWTA1000大会の2回戦で2度プレーし、いずれも大坂がストレート(2024年インディアンウェルズ:7-5 6-3、25年マイアミ:6-2 6-4)で勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦で、予選勝者のアリアナ・アーセノー(カナダ)を6-4 6-2で破って勝ち上がっていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 大坂は3回戦で、第22シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)とレナタ・サラスア(メキシコ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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