前哨戦1勝3敗のムゼッティがエムペシ ペリカールを倒して初戦突破「この勝利を誇りに思う」 [USオープン]

写真はロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第10シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)がジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)を6-7(3) 6-3 6-4 6-4で退け大会をスタートした。

 一度もピンチに陥ることなく自分のサービスゲームをすべてキープしたムゼッティはタイブレークの末に第1セットを落としたが、続く3セットで一度ずつブレークに成功して2時間32分で勝利を決めた。

 6月のカルロス・アルカラス(スペイン)に対するフレンチ・オープン準決勝で左脚のケガを理由に途中棄権を強いられたムゼッティは続くウインブルドンで初戦敗退を喫したあとハードコートの前哨戦3大会でプレーしたが、1勝しか挙げることができずに今大会を迎えている。

「エムペシ ペリカールと対戦するときはしっかりと主導権を握り、冷静さを保つ必要がある。どのゲームも気を抜くことができないからね」とムゼッティは試合後のオンコートインタビューで語った。

「特にサービスに集中しなければならないし、彼のサービスゲームでは少ないチャンスを活かすことが大事なんだ。今日はメンタル的に持ち堪えたし、やるべきことに集中することができた。勝つことができて凄くうれしいし、この勝利を誇りに思う」

 ムゼッティは次のラウンドで、カンタン・アリス(フランス)を6-7(2) 6-4 6-3 7-5で破って勝ち上がったダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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