死闘の末にブルックスビーを倒したコボッリが2試合連続のフルセット勝利で親友ムゼッティに対する3回戦へ「できるだけ早く回復して万全の状態で臨む必要がある」 [USオープン]

写真はフラビオ・コボッリ(イタリア)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第24シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)がジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)に5-7 6-3 6-4 2-6 7-6(10-3)で競り勝ちベスト32に進出した。

 セットカウント1-2から最終セットに持ち込んだブルックスビーは4-5から2つのマッチポイントを凌いだ末にブレークバックに成功したが、コボッリがもつれ込んだ10ポイントタイブレークで迎えた3度目のチャンスをものにして4時間32分の死闘に終止符を打った。

 同胞で予選勝者のフランチェスコ・パッサーロ(イタリア)に対する1回戦でもフルセット(7-5 4-6 6-4 3-6 6-3)を戦っていたボッリは、「自分自身を誇りに思う。でもまずはジェンソンに大きな拍手をお願いしたい。彼は素晴らしい試合をした」と試合後のオンコートインタビューで語った。

「足に少し問題があるけど大丈夫だ。3日間で10セットもプレーしたんだから仕方ないよ。回復する時間はあるしね」

 コボッリは次のラウンドで、ダビド・ゴファン(ベルギー)を6-4 6-0 6-2で破って勝ち上がった第10シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。

 同じ2002年生まれで23歳のふたりがツアーレベルでプレーするのは今回が初となるが、コボッリは「もちろん親友のひとりであるロレンツォとのとの対戦は決して簡単じゃない。できるだけ早く回復し、万全の状態で臨む必要がある」と次戦を見据えた。

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写真◎Getty Images

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