第1セット1-5の劣勢を克服したシフィオンテクがカリンスカヤを倒して4回戦へ [USオープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第29シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)を7-6(2) 6-4で倒してベスト16に進出した。

 1-5から5-5に追いつく過程で4つのセットポイントを凌いだシフィオンテクはふたたびサービスダウンを喫し喫しながらもブレークバックした末に持ち込んだタイブレークを制して第1セットを先取し、第2セット3-4から最後の3ゲームを連取して1時間56分で勝利をもぎ取った。

 先月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で初優勝を飾ったシフィオンテクはハードコートの前哨戦2大会でプレーしてWTA1000大会のシンシナティで今季2勝目を挙げており、連勝を「8」に伸ばした。

 同大会に7年連続出場となる24歳のシフィオンテクは、2022年にタイトルを獲得。3年連続で第1シードとして臨んだ昨年は、準々決勝でジェシカ・ペグラ(アメリカ)に2-6 4-6で敗れていた。

 シフィオンテクは次のラウンドで、37歳のラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-0 6-1で破って勝ち上がった第13シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)がジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-4 4-6 6-2で振りきり、第18シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)はマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-1 6-2で退け、勝ち上がった両者が4回戦で対決することになった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会7日目◎8月30日|主な試合結果

女子シングルス3回戦

○97アマンダ・アニシモワ(アメリカ)[8] 6-4 4-6 6-2 ●102ジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)

○105ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[18] 6-1 6-2 ●109マリア・サカーリ(ギリシャ)

○113エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)[13] 6-0 6-1 ●119ラウラ・シグムンド(ドイツ)

○128イガ・シフィオンテク(ポーランド)[2] 7-6(2) 6-4 ●121アンナ・カリンスカヤ(ロシア)[29]

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写真◎Getty Images

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