坂詰姫野が第4シードのケニンを倒す番狂わせで今季のツアーレベル初勝利 [香港オープン]

写真は坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「プルデンシャル香港テニスオープン」(WTA250/中国・香港/10月27日~11月2日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)が第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)を6-2 6-1で倒す番狂わせを演じた。

 相手のサービスゲームをすべて破って第1セットを先取した坂詰は第2セット第1ゲームで3度目のブレークを許したが、そこから最後の6ゲームを連取して1時間12分で今季のツアーレベル初勝利をもぎ取った。

 世界ランク28位のケニンは前週の東京に前年の準優勝者としてプレーし、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)に6-7(5) 6-3 2-6で敗れはしたが4強入りしていた。

 同大会に初めて出場した24歳の坂詰は、予選2試合を勝ち抜きキャリア4度目のツアー本戦入り。今シーズンの坂詰は今月の大阪(WTA250/ハードコート)と東京(WTA500/ハードコート)でWTAツアーに参戦したが、いずれも予選1回戦で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。坂詰は7度目の挑戦でトップ100プレーヤーから初勝利を挙げたが、30位以内の選手とプレーしたのは初めてだった。

 キャリア最大の勝利を挙げた坂詰は2回戦で、スーザン・ラメンス(オランダ)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエウディス・チョン(香港)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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